SAUN9NE（サウナイン）大阪東心斎橋体験記｜完全貸切の町屋風サウナ付きホテル

2023年5月3日2024年9月2日

蒸風呂好太郎

SAUN9NE大阪東心斎橋に1泊してサウナ三昧してきたからレポートするで〜。

SAUN9NE（サウナイン）大阪東心斎橋ってどんなサウナ施設？

SAUN9NE（サウナイン）大阪東心斎橋は築60年の古民家を再生したサウナ付きの貸切ホテルです。

日本家屋の情緒を残しつつ現代デザインを融合させることで、他の温浴施設やサウナ施設とは一線を画したサウナ付き宿泊施設となっています。

設計は９株式会社

SAUN9NE公式Youtube

サウナビギナー

わぁ！めっちゃオシャレ

ベテランサウナー

デートで使うのもありですね！

蒸風呂好太郎

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築60年｜木造2階建の古民家をサウナ付きホテルにフルリノベーション

築60年の古民家が5年間も放置された空き家状態から、日本家屋の美しさを宿すサウナ付きホテルへと生まれ変わりました。

蒸風呂好太郎

リノベーションする5年前まではあられのお店が入っていたんですって！
黒い色が全体を引き締めた感じで、同じ建物なのにガラッとイメージが変わりますね！

蒸風呂好太郎

サウナの設計からチラー付き水風呂の導入方法まで詳しく網羅した自宅サウナを作るための完全マニュアルの記事もございます。
詳細なサウナ建築方法を詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです！

一部有料記事です！

自宅サウナを作るための完全マニュアル本記事は、新築やリフォームで自宅にサウナを設置したい施主や、小規模商業サウナ施設の設計・施工に携わる方々向けに作成されています。サウナ室の基本設計概念から図面、水風呂の設備や機器選定に至るまでの全工程を網羅しており、この内容を設計者や工務店に共有することで、計画から完成までスムーズに進めることができます。

心斎橋から徒歩5分！大阪ミナミの繁華街の中心に立地

蒸風呂好太郎

前の通りはこんな繁華街です！

グリコの看板で有名な道頓堀にかかる戎橋（通称：ひっかけ橋）まで徒歩８分の好立地だ。

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サウナ室はガラス張り＆HARVIAの高出力ストーブでロウリュし放題

蒸風呂好太郎

使用しているサウナストーブはこちら。
フィンランド製HARVIAのCILINDRO10です！

harvia

ページが見つかりませんでした – harvia

サ室はもともと茶室だった！？

サウナイン大阪東心斎橋のサウナ室は、もともと茶室だった部屋をサウナ室にリノベーションしたとのこと。

そのため、サウナ室（サ室）の入口は「にじり口」という低い入口になっています。
またサ室の床が畳製（防水）なところも、「フィンランドサウナ✖️日本家屋」的な和洋折衷感があって面白いです。

にじり口とは？

にじり口とは？
茶室の客用の小さな出入口のこと。
入るときには膝を曲げて頭を入れ、正座をする形でにじりながら入りこむので躙り口にじりぐちと言います。
こちらの画像は明々庵のにじり口

にじり口を茶室に取り入れたのは、千利休だと言われています。

千利休は主従関係が強い戦国時代に、茶室では誰もが対等という思想を体現すべく茶室に入るためには頭を下げなければ入れないように入口を低く設計しました。

一方、フィンランドでは「ビジネスの話はサウナで」という慣用句があり、サウナでは裸で腹を割って話せる雰囲気になりやすいため政治家やビジネスマンは交渉相手をよくサウナに誘うそうです。
元フィンランド大統領であるウルホ・ケッコネンはサウナを外交に役立てていたという話はよく知られています。

ケッコネン邸の離れにあるサウナでは、1975年7月、ヘルシンキでの欧州安全保障協力会議 (CSCE) 終了後に、ソ連のレオニード・ブレジネフ書記長とアメリカのジェラルド・R・フォード大統領、ケッコネンが水入らずで入浴を楽しんだという逸話がある。
Wikipedia：ウルホ・ケッコネン
画像：フィンランドのビジネスシーンに根付く驚きのサウナ文化（メトス社）より引用

衣服を纏まとわず生まれたままの姿でサウナに入浴すれば「敵意」や「軋轢あつれき」は自然と和らぎ、地位や儀礼は衣服と共に脱ぎ捨てられるものです。

千利休が目指した茶室もフィンランドのサウナも、「茶室（サ室）の中では皆平等」という意味で同じ思いがありますね！

蒸風呂好太郎

元々「茶室」だったサ室で、お茶の代わりにロウリュを立ててリアル茶道（サ道）を体験できるというのは本当に素晴らしいですね！

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坪庭に設置された露天の水風呂（チラー完備）

坪庭に設置された信楽焼の水風呂バスタブは、チラー（冷却装置）によって水温を管理できるため、夏場でも約15℃の低温を保つことができます。

なんとガッシングシャワーが体験できる

蒸風呂好太郎

大阪でガッシングが体験できる施設は貴重！

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実際にサウナを体験してみました！

ベテランサウナー

どんなサウナなのかワクワクしますね！

蒸風呂好太郎

ここからのサウナ入浴の写真は超がつくほどサウナ好きのもりみさんに撮影してもらったで！
めっちゃいい写真、ありがとうやで〜

サウナ体験 Photos by もりみ

ロウリュ用のサウナアロマを用意する

いざ、サウナに入浴！

蒸風呂好太郎

10kWのHARVIAのストーブに約120kgの大量のサウナストーンなので、際限なくロウリュが可能です！

サウナ室がガラス張りなので、外からの視線が気になってととのわないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、心配はいりません。
サウナ室内外からもカーテンを閉めることができ、プライバシーに配慮されています。
この暗がりの瞑想空間で汗を流し、心身ともにリフレッシュしてみませんか。
思う存分、ととのいの時間をお過ごしいただけますよ！

蒸風呂好太郎

こんなガラス張りで囲まれたサ室は今まで体験したことないです。

蒸風呂好太郎

約120kgの大量のサウナストーンが入っているので、いっぱいロウリュしても水は蒸発をし続けました！

ガッシング（バケツシャワー）で汗を洗い流す

ガッシングの動画

蒸風呂好太郎

ガッシングシャワーができる施設は滅多にないので貴重な体験ができました！

ガッシングシャワー（英: gushing shower）とは、大量の水が噴出するシャワーのことです。
“gushing”という英単語は「噴出する、吹き出す」という意味があります。

蒸風呂好太郎

一部有料記事です！

水風呂でchill

蒸風呂好太郎

水風呂の浴槽は信楽焼だそうで！豪華ですね〜。

外気浴でリラックス

蒸風呂好太郎

坪庭から覗く小さな空を見上げながら気持ちよく過ごせる外気浴スペースでした！

内気浴も可能

蒸風呂好太郎

真冬は外気浴は寒すぎるので室内でととのうことができるのはうれしい！

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インテリアは墨色に統一された純和風と前衛アートの融合

ちなみに絵画は小川貴一郎氏の作品だ。

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最大6人で宿泊でき、土間リビングではパーティーも可能

蒸風呂好太郎

最大で6人まで宿泊可能です。サウナ好きな仲間たちを集めて、サウナ合宿などの企画を考えるのも面白いでしょう！

サウナビギナー

サウナ合宿！？なにそれ楽しそう！
ぜひ参加したいです！

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ベッドルームは2部屋に計3台のベッド｜計6名で宿泊可能

バルコニーに寝室用のシャワーブースあり

蒸風呂好太郎

寝室にシャワーがあるため、大人数で宿泊している場合でもシャワー待ちの心配がなく、スムーズに利用できるのは便利ですね。

洗濯乾燥機と水着用の脱水機完備

蒸風呂好太郎

2階のベランダには、洗濯機と水着用の脱水機が設置されています。混浴の際に使用した水着を脱水し乾燥させることができるので、とても便利ですね！

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まとめ：SAUN9NE大阪東心斎橋

蒸風呂好太郎

ソロやカップルで思う存分サウナを楽しむもよし、サウナ好きグループでサウナ合宿をするもよし。
1棟丸ごと借りれるから他人の目を気にせずサウナ三昧からの宴会での利用がおすすめやで！

この築60年の古民家は5年間も空き家として放置されたままでしたが、今ではサウナ付きのおしゃれな古民家風ホテルとして新たな息吹を取り戻しました。

茶室のサ室にはHARVIA（ハルビア）の高出力ストーブを使用し、無限にロウリュを楽しめるため、ロウリュ愛好家にも満足していただけるサウナスペックとなっています。

大阪ではめったに見られないガッシングシャワーや、チラー付きの水風呂（露天）、さらには屋内・屋外のととのいスペース。以上の設備は間違いなく熱心なサウナーをも満足させること間違いありません。

一連のととのいプロセスには、設計者のサウナに対する熱い思いが込められており、無駄のないアプローチデザインで実現されています。

ぜひ、SAUN9NE大阪東心斎橋に宿泊して、心身ともに至高のととのい体験をお楽しみください。

蒸風呂好太郎

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利回り50％以上！補助金活用でリノベーションによる事業用サウナ施設をつくりませんか？

about：SAUN９NE（サウナイン）について

SAUN９NE（サウナイン）とは
サードウェーブサウナに
日本の自然と文化を融合させ
インバウンド旅行者を
日本のローカルに招き
まちづくりを行うブランドです。
RENOVATION THE COUNTRYSIDE WITH A SAUNA

SAUN９NE（サウナイン）は、2022年11月に「SAUN９NE（サウナイン）大阪東心斎橋」、
2023年5月に「SAUN９NE（サウナイン）東京北参道」というサウナ＆バケーションレンタルをオープンしました。

「SAUN９NE（サウナイン）大阪東心斎橋」においては現在、1泊5万円～10万円で稼働率80％を達成し、年間売上2,000万円、粗利益1,000万円を目標としています。

サウナでのまちづくりは、サードウェーブサウナブームやインバウンド旅行者の増加、工事費に使える補助金などにより、利回り50％も可能な地方創生の切り札として注目されています。

日本独自のウェルネスにおける体験価値を提供するために、SAUN９NEは日本の自然と文化を融合したサウナを展開することが可能です。

また、パブリックサウナを分散型ホテルのチェックインカウンターにすることで、海外から日本の地方に人を招き、まちづくりに貢献していく予定です。

分散型ホテルとは
「地域の廃屋や空き店舗をリノベーションし、レセプション、客室、食堂などの機能をそれぞれの棟に分散させ、町をまるごと一つのホテルにすることで、宿泊した人たちが自ずと町を回遊し、地域そのものに活力をもたらす仕組み」と定義されている。
日本交通公社より引用

補助金でつくるサウナとまちづくり

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2000万人の第2世代サウナーが第3世代へ移行

第2世代サウナは、サウナ室と水風呂を往復することで、「熱い！冷たい！」という拷問の連続となっています。

しかし、第3世代サウナは、水風呂の後にランニングハイに似た最高に気持ちがいい「ととのう」時間があるため、より心身ともにリフレッシュできます。

現在、約2000万人の第2世代サウナーが第3世代へ移行している状況です。

このように、第3世代サウナはより健康に良い効果を持つとともに、快適な時間を過ごすことができるため、ますます多くの人々に支持されています。